無理なく続けられる飛び受け身考

8/3(土)今日は午前の都島道場の道場長の稽古に参加させて頂いた。気形鍛錬法の後に、飛び受け身の稽古があった。

まずは座り技の小手返しで、低い位置で前受け身をとる稽古。そんなに飛ぶという意識もなく普通の前受け身感覚だった。しかし、その次の立ち技で飛び受け身の稽古となると、たちまち「飛ぶ」ということを意識してしまった。まだ自分にとって飛び受け身は怖い。なんでだろう。理由を考えてみた。

・投げられる寸前に無意識に「飛ばなきゃ。」と思い、自分から重力に反して「高く」飛んで腰から下に落ちた時や相手が手を放したときなど着地のときに危ないしケガすると思うから。

・着地前に恐怖心から無意識に足を立ててしまい、地面に打ち付けたりして痛いから。

 

今日は道場長と受け(投げられる)と取り(投げる)を交互に稽古させて頂き、道場長の飛び受け身は地面と反発をせずに終始回転を続けるため、直下に重力がかかった状態で落ちることはなく、投げている方も安心感が得られることを実感した。

自分も何度か飛び受け身を繰り返しているうちに、だんだん疲れてきて身体の力が抜け、相手の技に身を任せていた時があった。「飛ぶ」という意識はなく、ただ意識したのは膝を曲げ上体をなるべく低くし、ぐっと頭を中に入れて前受け身をとる。回った後は腰につけた反対側の手で、吸着するように地面(畳)をとらえる。それができた時は音もせず痛くもなかった。しかし、できたのはその一回だけ。これからも成功率をあげるべくケガなく稽古を続けたい。

これからも何卒よろしくお願いいたします。

都城合気道錬成会 都島道場小林教室担当 伊達