お祝い事

 都城合気道錬成会の会員の宮田若奈さんが率いるプロのチンドン屋・宮崎花ふぶき一座が「第53回全国選抜チンドンコンクール」で見事優勝を勝ち取られ、8月28(水)『日本一を祝う会』が賑やかに行われました。若奈さんのこれまでの歩みや、今までお世話になった方々への感謝の気持ち、優勝のチンドンの演目などが生で見れて楽しく感動的な祝賀会でした。若奈さんの”今”がどんなふうに続いてどんな道になるのかとても楽しみです!お招きいただき本当にありがとうございました。

 

 9/8(日)は熊本県のあさぎり町で行われた、合気道祥平塾あさぎり道場・40周年記念演武会を見学させて頂き、和やかな中にも大変勉強になる時間を過ごさせて頂きました。突然の訪問にも関わらず温かく迎え入れて下さいました皆様、本当にありがとうございました。これからの益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

 

 かつて菅沼先生やF先生がこう言われていた。「線を出しなさい。」

「セン?」先生の演武を何度も拝見し、稽古も受けていたにも関わらず、当時の私はその意味が実感できていなかった。

しかし、今回の演武会をじっくり拝見してその”線”というものを感じ取ることができた。

一つの技のレベルではなく、取りと受けが相対し、初めから終わりの礼まで織りなされる線。長年稽古を積み重ねられた方の技はそのような線があるように思えた。菅沼先生の線はスケールが大きく自然に逆らわない。受身もその線に乗って受けを取り、その動きがまた線を生み出す。動画を通さずに見ると改めて大きく感じた。その時点ではどうしても分からなかったことが続けてみてやっと分かることもある。そんな時、続けてきてよかった、この場に来てよかったと嬉しく感じる。

 

 この演武会で感じたり、先生が言われた言葉を書き出してみる。

「書道と合気道は同じ。」「呼吸が芸術を創り出す。」「活殺自在」「相手の腕を二教や一教で決めるときはマッサージしてあげるように極めると体がほぐれる。」「健体健心」特に最後の言葉は、今後健やかに合気道を続けるための杖言葉。喜寿を迎えられた先生にお会いできてよかった!本当にありがとうございました。

都城合気道錬成会 都島道場小林教室担当 伊達