持たせる

11/16(土)の小林教室は都島道場長にご指導いただきました。遠方よりお越しいただきありがとうございました。

「相手に手を持たれるのではなく、手を持たせる。」R1/10/27の審査で理事長よりご指導いただいた内容の反復稽古。「持たれる」は完全に受動的であり、そこから持ち直して相手を動かそうとするのはかなり大変。

以前、菅沼先生の講習会でも、座り技呼吸法の時に相手に両手をつかまれてなかなか相手を動かせず四苦八苦していた私に、「相手に手を持たれるのではなく持たせなさい。」と先生からご指導を頂いた。先生が両手を差し出しされた時、「はい!」と何か円いトレーのようなものを私の掌にピタッと渡されるような感覚。瞬時に私はバランスを失い後方に倒されていた。

 

私の日常生活も「この仕事は他の日にしよう。」「もうちょっと寝ていたい。」などと、気持ちが完全に後ろ向きになったときは、後回しにしたことが全部たまって後で大変になり、「なんであの時しておかなかったんだろう。」と過去の自分を責めたりしている。全然時間を使いこなせず、時間に追われてしまっている状態。合気道の稽古を日常生活に活かすのは本当に難しいなあ・・・と思うが、ちょっとずつでもいいから前に進もう。これからもご指導よろしくお願いいたします。

都城合気道錬成会 都島道場小林教室担当 伊達