段階を踏む稽古考

 今日も長い文になりそうです。ごめんなさい。


 11月17日の稽古は都城合気道錬成会 都島道場の方も参加して頂き、ほとんど受身の稽古となった。

 

 私が福岡祥平塾で合気道を始めたばかりの時に見た合気道の飛び受身は、きれいなんだけど音がバン!として「げっ、痛そう。」というのが第一印象だった。特に足が痛いんじゃないかと思った。

 でもかっこいいから、できることを目指して稽古したこともある。実際にお願いして投げてもらい失敗すると痛かった。そこから恐怖心はなかなか抜けない。先輩方は「飛び受身は前受身の感覚でとる。」と言われたが、なかなかその感覚はつかめなかった。

 

 それから都城合気道錬成会に入会して、小手返しを掛けられたときに前受身で静かに回る受身を習った。これなら痛くない。先生や会員の方々は、相手の力の度合いや方向を感じながら安全に受身を取られている。

 今までの私は飛び受身に対する恐怖心がなかなか抜けずに、もっぱら小手返しの受身は後ろ受け身を取っていたが、最近は前受身で受身をとることから始めようと思い実行している。(でも無意識の時は後ろ受け身になる。)

 この前受身がするりとできるようになってから、今度は痛くない飛び受身ができるようになれることを目指している。

 そして、最後は音のしない飛び受身ができるようになりたい。

 そんな夢を抱きながら、また小林教室の会員の方々にお願いして稽古を続けていきたいと思っている。
というわけで、皆さま今後ともよろしくお願いいたします。

 え~!また受身の稽古~!?なんて言わずに !(^^)!(笑)

 

 12/18に参加させていただいた都城合気道錬成会の合同稽古では、指導された先生の所作がとても美しく、短時間ですぐにその内容を身につけることはとうていできないと感じたので、まずはじっくり先生の動きを拝見し、同じ動作を真似てやってみた。

 まっすぐにぶれずに歩くという動作がなかなかできない。よちよち、ふらふらしながら、重心の移動や足の地面への接地がはたして正しくできているかどうかも分からずとにかく歩いてみた。

 でも、グループに分かれて指導員の方が親切丁寧に教えて下さり、「それでいい。」という言葉かけも頂きながら稽古ができたので、正しく稽古できているという安心感を得ながら集中して稽古ができた。

 

 都城合気道錬成会の先生方のご尽力により、合気道探求の稽古場が増えたことに感謝するとともに、
またぜひ参加させていただきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

都城合気道錬成会 都島道場小林教室 伊達