H30年稽古納め

 H30/12/23(日)に小林教室は無事稽古納めを迎えることができた。1年を振り返ってみると・・・。

 

 小林市に緑ヶ丘集会所といういい稽古場があるとの情報を下さったのは都城合気道錬成会のF先生。

ある日、私はその集会所を事前に下見をして帰ろうと歩いているところだった。

「この場所って初めての人にはすぐにわかるのかな?」そんな疑問を抱きながら歩いていた。集会所は主要道路から少し奥まったところにある。そんな時・・・。

都城から遠路はるばる車で緑ヶ丘集会所に向かう途中のF先生に声を掛けられた。本来わたしはここに来る予定ではなかった。何の打ち合わせもしてないのに全くの偶然!!

F先生は緑ヶ丘集会所がどこにあるのかはっきり分からなかったとのこと。

私が「ここです。」と道案内をした。「ここが緑ヶ丘集会所?」鍵がしまってて中の様子はわからない・・・。F先生と少しお話をした後に、それぞれまた帰路についた。
小林教室開設に向かって着々と何か見えない力が働いている。そう感じた。
 
そうして今年1月に都城合気道錬成会から小林教室が誕生した。

小林教室が出来て、数々の新たな出会いや展開があった。

小林教室初日は都城合気道錬成会から道場長はじめ沢山の会員の方が駆けつけて下さってにぎやかな稽古ができた。

そして今も時々都城から遠路はるばる都島道場の会員の方が出稽古に来て盛り上げて下さっている。

 小林教室会員Tさんは小林市出身の方で、東京の本部道場で合気道を始められ、長年合気道を続けられてきた。小林教室開設からこの稽古場を主軸に、寒い時期も暑い時期も、2人での稽古となってもほとんど休まず稽古に来て下さった。私は、Tさんの合気道への熱意に引っ張られて小林教室の場所を取り続けた。
 また、最初のほうで問題が起こって悩んだり落ち込んだりした時に、都島道場の道場長や先生方、会員の方からアドバイスを頂いて無事前に進めた。守られているという安心感。いつもぶれずに黒木先生の教えと道場を守り続けている道場長や先生方という後ろ姿があるからこそついていくことができている。
 また、今年は会員Kさんとのご縁で福岡合気道祥平塾道場長の菅沼先生と例年に比べて沢山お会いすることができた。先生に頂いた「積小為大」の手拭い。菅沼先生の字はいつも力強い。

 

そしてあっという間に約一年・・・。
宮田若奈さんのおかげでにぎやかに今年の稽古を締めくくることができた。(若奈さんは前日も忙しい中参加して下さった。ケーキありがとうございました。)小林在住の合気道有段者は現在4人。そのうち一人の女性が1月から正式に小林教室の会員として稽古仲間になってくれる。その情熱を絶やさず来年へつなげたい‼

今年一年間小林教室を支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

都城合気道錬成会 都島道場小林教室担当 伊達