まだ福岡合気道祥平塾・福岡道場に属していたころ、おもに女性の先輩Aさんが「ふにゃふにゃしない！芯がないとダメ！」「（受身の時）あと一歩足を出して！バタバタ走らない。」などなど実際に手を取りながら、なかなか理解できない私にわかるまでご指導下さった。その方の演武を始めて見た時、凛として装飾のない美しさを感じた。
福岡道場はわりと高齢の方が多く、稽古が終わると先生を囲んでお茶を飲み、その後は残り稽古で合気道の研究。あっという間に時間が過ぎていった。６０歳を過ぎた方々も若々しく本当に強かった。
その反対に私は、日ごろの運動不足がたたって若いころには全く感じなかったが、しゃがんだり立ち上がるのが辛くなってきた。体も固くなり、受身で後ろにそるのも一苦労。体が動かないと、運動がだんだん億劫になる。『これじゃいかんな･･･。』という気持ちはあるんだけど(-_-)
高齢者となっても、みんなと楽しく通えて筋力が維持でき、身体の調子が良くなる合気道。そんな合気道の稽古が長く続けられたらと思う。
都城合気道錬成会 都島道場小林教室 伊達