六然

6/22(土)

小林教室の稽古時間帯は毎週土曜日の19時で固定出来てきた。しかし、社会人だと特に、身辺の状況によって行けない日々も出てきてしまう。それだけに何とか時間をつくってその日に稽古場に来て下さった方々には改めて感謝しながら「今日稽古に来てよかった。」と思ってもらえる稽古でないといけないと思った。

 

以前通っていた道場に、必ず目に入るところに掲げてあった「六然」(菅沼先生が揮毫)

日常生活でうまくいかないときはだいたいこの中の何かがうまくできてない、と先生が言われていた。最近、日常生活上でうまくいかずに落ち込むことが多く、六然を確認したいと思ったが、内容や意味がほとんど思い出せなかったので以前ノートに書き留めていたことを読み返してみた。

 

・自処超然(じしょちょうぜん)・・・自分を客観的に見る

・処人藹然(しょじんあいぜん)・・・人には優しく接する(和やかに)

・有事斬然(ゆうじざんぜん)・・・何かが起こった時はスパッと斬るつもりの気持ちで

・無事超然(ぶじちょうぜん)・・・何かが終わったらサッパリと澄んだ気持ちで

・得意澹然(とくいたんぜん)・・・得意なことや良いことがあっても淡々とした態度で 有頂天になりがちだけど気を引き締めて

・失意泰然・・・うまくいかない時でも普通に動じず

 

書きだしてみるとほぼ真反対の自分がいて、こんな人になれる気がしない。でも、こうやって意味を調べて書き出したことで1ミリ前に進んだととらえよう。 

 

都城合気道錬成会 都島道場小林教室担当 伊達