あるお盆の風景

 今日も終日晴天。あまりの暑さにクーラーをつけてしまったが最後、自然とステイホームになってしまった。しかし、夕方体重計に乗ってびっくり!確かに体重はじわじわ増加していて、ここまでならまだなんとかなるかなと許容範囲の値も甘くなりがちだったが、今日の数値はもはや自分の中で緊急事態宣言発令ものだった!政府を非難したところでこの体重は自分でどげんかせんと戻るはずもない。

 と言うわけで狭い部屋で受身の練習をしたが、せいぜい減って200gだったので外をウオーキングすることにした。マスクもソーシャルディスタンスも必要ない!なぜなら広々とした田畑の間の道は、私以外に全く人がいなかったからだ。遠くの道路を車が時々通るのみ。

 比較的ジョギングやウォーキングなどの運動がしやすい環境にいながら、なかなか実行できないのは、新型コロナウィルスの影響というよりは『ヨダキーウィルス』によるものだ。これは、故・都城合気道錬成会創始者の黒木先生が命名したもので(「而今」に記載)、ヨダキーは宮崎の方言の「よだきい」。黒木先生は「よだきい」といって意味を解説してくださらなかったが、ネットでは「だるい・めんどくさい」の意味と記載されていた。

 今日は8月15日。太陽はもうそろそろ西に帰すだろう。ひぐらしの音が静寂を破り、金色に輝くトンボが田畑をほしいままに乱舞している。お盆に見るトンボはご先祖様の魂が宿っているというのは、いつ誰から聞いたんだろう。思い出せないからきっと子供の頃だろうなあ。

 そんな事を考えながらの帰り道。途中で自販機を見つけてしまい、結局甘いジュースを買って飲んじゃった。体重が戻るまで時間かかることは覚悟しないといけないかあ・・・(-_-;)

都城合気道錬成会 都島道場小林教室担当 伊達